16:30−18:00
Art Collaboration Kyoto ラウンドテーブル
コミッションワークの未来
supported by Daimaru Matsuzakaya
- Partner's Talk
- 登壇者:インティ・ゲレロ、ワン・ウェイウェイ(王慰慰)、籔前知子、山峰潤也
日本において、アーティストが自身のキャリアを拡大していく上でキーとなるアートワークの制作を支援する経済的、技術的な整備が整っていません。その中で、大丸松坂屋百貨店が取り組んでいるLadder Projectは、多様な表現方法を持ったアーティストを支援する枠組みとしてスタートしました。活発なマーケットの動向が注目を集める一方で、アーティストはマーケットにとらわれず、表現性やテーマを多様化させています。こうした状況の中で、よりアーティスティックなプラクティスに邁進できる環境の整備とともに、制作したアートワークの国際発信に向けた取り組みとして、 「コミッションワークの未来」と題したトークセッションを行います。海外の事例と接続しながら、リソースのシェアとエクスチェンジを通して国際文脈との連動を目指していくことが、相互に刺激しあえる関係の構築となっていきます。本ラウンドテーブルではこうしたアーティストのプラクティスに則したアプローチの可能性を探ります。
登壇者:
インティ・ゲレロ(Ten Thousand Suns:シドニービエンナーレ2024 芸術監督)
ワン・ウェイウェイ(王慰慰)(キュレーター(Centre for Heritage, Arts and Textile))
藪前知子(東京都現代美術館学芸員)
山峰潤也(キュレーター/プロデューサー/株式会社NYAW代表取締役/東京藝術大学客員教授)