本展覧会はまなざしと時間の関係性をテーマとしています。心理的に離れた過去や未来に思いを馳せるとき、われわれは現在にいながら眼前の風景を見ていません。時を見つめること、それがもたらすものに着目し、作品を通じてわれわれ自身のあり方を再考します。全盲の大谷重司と光島貴之、晴眼の石原友明、ロビン・オウィングス、かつふじたまこといった視覚にさまざまな特性のある作家を迎え、それぞれ独自の視座からまなざしと時間の関係性を表現します。絵画・立体・インスタレーションなど多様なジャンルの作品を展示し、多角的なまなざしを提示することで鑑賞者をより深い鑑賞体験へと誘います。
展示作家:石原友明、かつふじたまこ、光島貴之、大谷重司、ロビン・オウィングス
開催日時:9月29日(日)−11月3日(日)
11:00−18:00(月休)
※10月14日(月)は開館、15日(火)は休館
※10月30日(水)−11月3日(日)は20:00まで開館
会場:アトリエみつしま Sawa-Tadori(京都市北区紫野下門前町44)
入場料:500円
※小学生以下、障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料
主催:アトリエみつしま
助成:独立行政法人日本芸術文化振興会、公益財団法人きょうと視覚文化振興財団
E-mail:atelier.mtsm@gmail.com
TEL:075-406-7093
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関連イベント
入場料:無料
*ただし、展覧会の観覧料が必要
①トークイベント「まなざしと美術」
登壇者:石原友明、かつふじたまこ、光島貴之、大谷重司、ロビン・オウィングス、山下里加(京都芸術大学・教授)
開催日時:9月29日(日) 14:00−16:00
②対話鑑賞イベント
開催日時:10月13日(日) 14:00−16:00
定員:10名(事前予約制)
③トークイベント「まなざし展のこれまでとこれから」
登壇者:吉岡洋(京都芸術大学・教授)、光島貴之
開催日時:11月1日(金) 18:00−19:30