ACK Curates
ACKが主催するACK Curatesでは、国立京都国際会館のイベントホールおよびその周辺にて開催されるパブリックプログラム展示、トークイベント、キッズプログラムといった、あらゆる方に向けたプログラムを開催します。
Public Program
国立京都国際会館イベントホール及びその周辺を広く使った展示。今年のゲストキュレーターにはアンドレ・チャン(陳子澂)とチョン・チンイン(張瀞尹)によるArts Collectiveを迎え、彼らがキュレーションした作品が会場を彩ります。
キュレトリアルテーマ 「地図が語らないこと」
私たちは絶えず変わりゆく世界に生きている。そこには動きと流れが常に存在し、動きは無数の形状やスケールを伴って具現化される。それらは対話やつながりを育み、過去を辿りながら現在を検証する。現状に立ち向かい、影響力のある変化をもたらす意志と力強さを持つ人々の動きが、社会を前進させる大きな原動力となっている。
— Arts Collective
出展作家:秋山陽、Chim↑Pom from Smappa!Group、ナイザ・カーン、クゥワイ・サムナン、リー・キット(李傑)、マリア・ネポムセノ、フン・ティエン・ファン、アンリ・サラ、トマス・サラセーノ、田村友一郎、ウォン・ピン(黃炳)
ゲストキュレーター:Arts Collective(アンドレ・チャン(陳子澂)、チョン・チンイン(張瀞尹))
会期:ACK会期に準ずる
会場:国立京都国際会館イベントホール及びその周辺
出展作家
- 秋山陽
- Chim↑Pom from Smappa!Group
- ナイザ・カーン
- クゥワイ・サムナン
- リー・キット(李傑)
- マリア・ネポムセノ
- フン・ティエン・ファン
- アンリ・サラ
- トマス・サラセーノ
- 田村友一郎
- ウォン・ピン(黃炳)
※展示作品は、掲載画像と異なる場合があります。
ゲストキュレーター
- Arts Collective
Arts Collective は、キュレーターであるアンドレ・チャン(陳子澂)とチョン・チンイン(張瀞尹)によって2018年に設立された、香港拠点のキュレーションプラットフォーム。コンテンポラリー・アート、文化的影響、そして異分野間のつながりの交差点で実践を重ねている。2018年には上海当代芸術博物館(PSA)の新進キュレーター・プロジェクトに選出された。キュレーションした主な展覧会には「影を残して、時は去る」トーキョーアーツアンドスペース(2023)、「Æthereal」国立台湾美術館(台中、2021)、「Very Natural Actions」大館當代美術館(香港、2019)、「A Tree Fell in the Forest, and No One’s There」上海当代芸術博物館(2018)など。
チョン・チンイン(張瀞尹)
台北当代芸術館(MOCA Taipei)、香港アーツセンター(HKAC)をはじめ、アジア各地のギャラリーやアートプロジェクトに携わる。2022年にはデルフィナ財団のキュレーター・イン・レジデンスに選出されるなど、インディペンデントキュレーターとしての活動も継続し、近年は、芸術的実践、異分野間の交流と協働をテーマにした研究に取り組んでいる。
アンドレ・チャン(陳子澂)
現代の都市問題に応答するアーティストの実践に焦点を当てたキュレーションを行う。近年はアーティストが制作したテレビゲームに着目し、現代のテクノロジーがもたらす「誤認」について探究。2018年に香港のパラサイト(Para Site)による新進キュレーター・プロジェクトに選出されるなど、世界各地の様々な施設で展覧会やパフォーマンスのキュレーション実績を評価されている。