Kyoto Meetings

KM11

A Lighthouse called Kanata

(東京)

京都は室町時代より時代の先駆者たる絵師が多く活躍し、明治以降に「日本画」という概念が定着後、京都画壇から多くの日本画家が輩出されてきた。本年のACKでは、日本画の中心地としてその発展を牽引してきた京都において、日本画材や技法を用いながらも、独自の美意識を追求し、国内外で活躍する画家5名による展示を企画する。自然がみせる万物流転の循環を、独自の抽象表現で描きだす佐藤健太郎。美しく咲き乱れる花々を、特異な色彩で捉える三鑰彩音。京都の寺院仏閣に宿る神秘的景色を、力強い筆致と余白で表現する長谷川幾与。伝統と新たな日本画材を自在に操り、壮大な抽象表現を描く武井地子。動物のモチーフを通し、自身の内面を表現する谷川将樹。
長きに渡り写生力が重んじられてきた日本画の世界に、独自の抽象表現で一石を投じ、その未来を推し進めようとする作家たち。日本画の「現在地」を見つめると同時に、その未来を紐解く展示を試みる。

Gallery Information

ア・ライトハウス・カナタは、海外のアートフェアや美術館の企画展を中心に活動する東京を拠点としたギャラリー。多彩な素材と技法を用いる現代作家による立体造形や絵画を主に取り扱う。21世紀における現代日本美術の再評価を軸に、グローバルかつ多様な視点から現代アートの領域を広げている。
ギャラリーでは年間を通じて複数の展覧会を開催し、世界各地の主要なアートフェアにも参加している。ニューヨークのメトロポリタン美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館、上海のロックバンド美術館および龍美術館など、世界有数の美術館との連携を通じて、ギャラリーの美学を発信する場を築いてきた。
前身は2007年に青山和平が設立した「東空アート」。2011年に酉福ギャラリーと統合し、2020年に西麻布へ移転。同時に名称を「ア・ライトハウス・カナタ」へ改称。2025年秋には、さらなる発展のため、東京・表参道のより広いスペースへ移転を予定している。

E-mail

info@lighthouse-kanata.com

URL

https://lighthouse-kanata.com/

拠点

東京
渋谷区神宮前3-5-7
Artworks

Internet Explorerでの閲覧は非対応となっております。

お手数ですが、
Microsoft EdgeGoogle ChromeFirefoxなど
他のブラウザにてご利用ください。