Gallery Collaborations

nca | nichido contemporary art（日動コンテンポラリーアート）は、日動画廊の新部門として2002年に設立した現代美術専門のギャラリーで、海外の新進気鋭のアーティストを中心に紹介してきました。それは1928年の創業以来、日本に初めて西洋絵画を紹介し、革新的な企画によって文化の普及に努めてきた日動画廊の創業・開拓理念を受け継いでいます。
2015年に台北支店をオープンして以降はアジアの現代美術も積極的に紹介しています。また、国内外のキュレーターや美術評論家を招いた展覧会やトークセッションなど様々なイベントを企画し、時代に向き合った相互文化的対話の場となることを目指しています。

マインドセットアートセンター（MSAC）は、2010年に台北に設立された現代アートのプラットフォームです。文化交流を目的とし、さまざまな地域のキュレーターとの共同プロジェクトやプログラムの制作に注力し、これまで北京、香港、マニラで台湾人作家を中心に紹介してきました。アートバーゼル香港では、シィー・ジンファ (石晉華)の「100kmの道のり」、リー・ミンツェ（李明則）の「台湾レンジャーの戯曲」、大巻伸嗣の「リミナル・エアースペース – タイム」などの意欲的なプロジェクトを発表し、高い評価を得ました。
2019年より台北の關渡美術館と連携して学術的なパフォーマンスを強化した注目すべき展覧会を多く開催しています。また著名なアーティストと協力し、台湾人アーティストの個展を数多く開催し、世界の舞台へデビューさせてきました。出版活動にも積極的で、これまでに40冊近くの展覧会カタログやアルバムを制作し、現代美術の発展と文化的対話の促進における役割を確固たるものにしています。