Talks

14:45−15:45

テクノロジーが開く芸術の可能性

AIや様々なテクノロジーの発展は、私たちの社会のあらゆる部分を変化させました。芸術における表現の幅を広げることにも寄与しましたが、単に表現できるビジョンの多様化・複雑化のみならず、これまでには想像できなかったような事象が私たちの中にインプットされるということにもつながりました。新しい技術はそうしたテクノロジーをより身近なものにするという点で教育的な側面も有しています。このトークでは、テクノロジーと人の関わり方がアートや未来の文化にもたらす影響についてアーティストのニール・ベルーファ氏、キュレーター・批評家の畠中実氏とともに考察します。(協力:フランス大使館/アンスティチュ・フランセ)

登壇者
ニール・べルーファ(アーティスト)
畠中実(キュレーター、批評家)

 

登壇者プロフィール
 

ニール・べルーファ

1985年パリ出身。フランスとアルジェリアにルーツを持つアーティスト/映画監督。彼は、映画と現代美術の両分野を横断しながら、インスタレーション、映像などを通して、現実を構築する規範を問い直します。これまでに、MoMA(ニューヨーク)、パレ・ド・トーキョー(パリ)、ピレリ・ハンガービコッカ(ミラノ)などで開催された国際的な展示に参加。また、2013年と2019年にはヴェネツィア・ビエンナーレに参加し、これまでに上海ビエンナーレや台北ビエンナーレにも出展。映画監督として、2017年『Occidental』を発表。ベルリン国際映画祭(パノラマ部門)で初上映され、トロント国際映画祭やニューヨーク映画祭でも選出された。2020年には、AIを活用したインタラクティブアートやデジタル・ストーリーテリングのためのツールを開発する実験的スタジオ「EBB」を設立。

©Polly Thomas
畠中実

1968年生まれ。NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]にて数多くの展覧会やイヴェントを企画。主任学芸員、学芸課長をへて2025年3月末で同館を退任。近年の主な展覧会に、「多層世界とリアリティのよりどころ」(2022年)、「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」(2023年)、「ICCアニュアル2024 とても近い遠さ」(2024年)、「evala 現われる場 消滅する像」(2024年)など。

—————————

配信URL
https://www.youtube.com/@artcollaborationkyoto4277

Internet Explorerでの閲覧は非対応となっております。

お手数ですが、
Microsoft EdgeGoogle ChromeFirefoxなど
他のブラウザにてご利用ください。