Talks

17:45−18:45

オンライン・アーティストトーク:トマス・サラセーノ

様々な事象が密接に絡み合う世界を捉えていくためには、領域横断的な思考が大切です。ACKもアートフェアでありながら、キュレーションされた展覧会、バラエティに富んだトークプログラムや、教育プログラムなど、多様な要素が共存しています。このトークでは、芸術、建築、自然科学、天体物理学、工学などの多様な分野を横断する継続的なリサーチをもとに作品を制作するアルゼンチン出身、ベルリンを活動拠点とするアーティスト、トマス・サラセーノをゲストに迎え、領域を越境していくアーティストの制作と哲学について伺います。

登壇者
トマス・サラセーノ(アーティスト)

モデレーター:アンドリュー・ルセット(美術批評家/Artnet News Pro 編集者)

 

登壇者プロフィール
 

トマス・サラセーノ

1973年アルゼンチン生まれ、ベルリンを拠点に活動するアーティスト。
支配的な知識の糸について再考し、多様な存在のあり方が「生命の網」の上で無数の波動を引き起こしていることについてを考察しながら、生命や生命を形づくるものと対話するようなプロジェクトを手掛けている。
20年以上にわたり、世界各地の地域社会、科学者、機関と連携し、オープンソースのプロジェクトをはじめ、分野の垣根を越えた共同プロジェクトを展開。脱炭素社会の実現と種内・異種間の気候正義を掲げ、Museo Aero Solar(2007年~)、Aerocene Foundation(2015年~)、Arachnophiliaなどの作品を制作している。

ウェブサイト:トマス・サラセーノ

artist portrait at 'Tomás Saraceno in Collaboration: Web(s) of Life', Serpentine Galleries, London, 2023
courtesy the artist, photo: Dario J Laganà
アンドリュー・ルセット

ニューヨーク在住の美術評論家。ARTnewsのエグゼクティブ・エディター、The New York Observerのエディターを経て、現在はArtnet Newsのエディター。『THE New York Times』『Financial Times』『美術手帖』『Artforum』『Parkett』『W』『T: The New York Times Style Magazine』などに寄稿。2020年後半から2024年はじめごろまでソウルを拠点に活動。2019年、ビジュアル・アート・ジャーナリズム部門でRabkin Prizeを受賞。

ウェブサイト:アンドリュー・ルセット

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配信URL
https://www.youtube.com/watch?v=6NnW6IdIyTM

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