Talks

17:00−18:30

コラボレーティブ・インテリジェンス ー共生社会のためのリアリズムの共有

近年、共生社会の実現可能性は社会における重要なトピックとなっています。共生のために、自分が他者や世界とさまざまなレイヤーでつながっていることを認識し、その解像度を高めていく必要があるでしょう。将来的には、私たちは地球規模ではなく、太陽系/銀河系規模、あるいは量子規模で世界を見なければならないかもしれません。このトークでは、シンビオシス(共生)をテーマに掲げるACK 2025 パブリックプログラムのキュレーター マーティン・ゲルマン氏と木村こころ氏、展示アーティストを招き、異なるスケールで、あるいは異なる領域のフィルターを通して、世界を見ていくことで生まれる共同的でオルタナティブな知性の形を探求します。

登壇者
マーティン・ゲルマン(インディペンデント・キュレーター)
木村こころ(キュレーター)
ほか

 

登壇者プロフィール
 

マーティン・ゲルマン

ケルン在住。2025年まで森美術館のアジャンクト・キュレーターを務めた。近年は、第9回絵画ビエンナーレ(Biennial of Painting)のキュレーター(ドント・ダーネンス美術館担当)、国際芸術祭「あいち2022」キュレトリアル・アドバイザーなどを歴任。2012年から2019年までゲント現代美術館にて芸術部門を統括。2008年から2012年にはケストナー・ゲゼルシャフト(ハノーバー)のキュレーターを務め、第3回および第4回ベルリン現代美術ビエンナーレに参画。これまでに多数の展覧会カタログやモノグラフを出版し、『032c』、『Frieze』、『Mousse』などアート専門誌に寄稿。2016年、リリ・デュジュリーの個展「Folds in Time」にてベルギーの最優秀展覧会に贈られるAICA賞を受賞。

Photo by Yuki Maniwa
木村こころ

2000年山形県生まれ。オランダ・ユトレヒト大学大学院 Arts and Society 修士課程修了。インドネシア・ジョグジャカルタCemeti: Institute for Art and Societyにてインターンシップを経験。フェミニズム/クィアの視点と脱植民地主義的な言説の交差点に関心を持ち、展覧会やワークショップを通じて、アイデンティティや自他関係の変容可能性を探求している。これまでに、SURVIVE! Garage(ジョグジャカルタ)やHAPS(京都)をはじめ、アジア各地のインスティテューションやアーティストと協働している。

Photo by Haruma Yoshida

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配信URL
https://www.youtube.com/@artcollaborationkyoto4277

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