Talks

14:30−16:00

アートとサステナビリティの多様性

環境破壊や資源の枯渇、または国際問題など、現在進行形で世界に起こっている諸々の問題を受け、私たちは改めて世界の持続可能性に向き合わなければならない局面に来ています。このトークでは、アート、建築、ファッションなどを通してこうした問題に向き合い、持続可能な方法について模索しながら活動する方々を迎え、私たちがどのようにこの世界を回復させられるのか、あるいはその助けとなることができるのかについて考えます。

登壇者
今村有策(東京藝術大学副学長(国際連携))
レネ・レゼピ(ノーマ(noma)創設者/オーナーシェフ)
チョムワン・ウィーラウォラウィット=フアン(プロデューサー/キュレーター/クリエイティブ・ディレクター)
アーメッド & ラシード・ビン・シャビブ(Brownbook Magazine 共同創立者)

 

登壇者プロフィール
 

今村有策

教育・研究活動とともにアートやデザイン、建築などさまざまなクリエイティブな分野のプロデュース、キュレーションを行う。磯崎新アトリエ、コロンビア大学建築学部客員研究員を経て、国内外の若手クリエーターの人材育成、国際文化交流を推進するアートセンターであったトーキョーワンダーサイト館長、東京都の文化担当参与を務め、世界文化の家、テンスタ・コンストハル、PMQなど国内外の芸術文化機関のアドバイザーを歴任。

レネ・レゼピ

コペンハーゲンにある「noma(ノーマ)」のオーナーシェフ。世界最高のレストランに5度選出され、2021年にはミシュラン3つ星を獲得。ニューヨーク・タイムズからWiredまであらゆる出版物で紹介されるとともに、2本の長編ドキュメンタリーをはじめ、国内外の多数のメディアでも取り上げられ、初の著書『noma: 北欧料理の時間と場所』はIACP賞とジェームズ・ビアード賞を受賞、また『noma: The Noma Guide to Fermentation』はニューヨーク・タイムズのベストセラーとなっている。妻のナディーン・レヴィ・レゼピ、3人の子どもたち、愛犬ポンズとともにコペンハーゲンに在住。

ウェブサイト:noma(ノーマ)

Photo: Amy Tang
チョムワン・ウィーラウォラウィット=フアン

過去15年にわたりプロデューサー、キュレーター、クリエイティブ・ディレクターとして、様々な立場でアーティストや映画製作者とともに活動。キングス・カレッジ・ロンドンで知的財産権に関する研究で博士号を取得。2010年、アーティスト、映画制作者、建築家、デザイナーらとプロジェクト制作を行うための、クリエイティブ・スタジオ兼コンサルタント会社、Mysterious Ordinaryを設立。また2016年、夫と共同でファッションブランドPhilip Huangを立ち上げ、タイ東北部の職人たちとコラボレーションしながらファッション、デザイン、映画、アートを通じて、伝統的な知識をいかに守り、未来に向けて進化させることができるかを探求している。2022年には第3回バンコク・アート・ビエンナーレの共同キュレーターを務めた。

ウェブサイト:Philip HuangMysterious Ordinary

Photo: John Tods
アーメッド & ラシード・ビン・シャビブ

ともに都市生活研究者・都市学者。共同で創刊した雑誌『Brownbook』は10年以上にわたり中東と北アフリカの都市に関する調査を行い、発行部数は100万部を超える。
2010年と2018年にはAga Khan Awards建築部門にノミネートされ、また2021年のヴェネチア建築ビエンナーレで金獅子賞を受賞したUAE館のための出版物「Anatomy of Sabkhas」を編集・執筆している。

二人は現在も建築協会、ニューヨーク大学、ザイード大学、ボワブシェで講義や指導を行っている。オックスフォード大学在学中の専攻は都市論。

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配信URL
https://www.youtube.com/watch?v=03u2ye99bF8

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