KM05
Mendes Wood DM
(サンパウロ)
Art Collaboration Kyoto 2026において、Mendes Wood DMは、20世紀から現代に至る多様な芸術表現を通じて、京都とサンパウロのつながりを探るグループ展を発表します。本展は、京都に生まれ、サンパウロを拠点に活動した日系ブラジル作家、トミエ・オオタケ(1913年、京都、日本―2015年、サンパウロ、ブラジル)を中心に、異文化間の相互作用、離散と移住、精神性、そして文化と自然の関係を考察するものです。参加作家には、パトリシア・エアーズ、サナム・カティビ、アマデオ・ルチアーノ・ロレンザート、ダニエル・スティーグマン・マングラネ、ソランジェ・ペソア、ジャンジャコモ・ロセッティ、マリナ・ペレス・シマオ、レア・ケ・イー・ジェンが名を連ねます。
オオタケの《Untitled》(1996)は、ブラジルを代表する戦後抽象美術の画家として確立した、彼女の円熟期の作品です。光を纏う金色の地の中で、ゆるやかに広がる形は、幾何学的な構成の厳格さから離れ、やわらかく自由な動きを画面にもたらしています。大きなキャンバスの中に、詩情、直感、身体的な動き、そして感情の解放が立ち上がります。有機的な動きと移ろう光は、生き生きとした、絶えず変化し続ける存在としての自然への細やかな愛情を呼び起こします。
Gallery Information
メンデス・ウッド DMは、芸術を通じて批評的な対話と多様なアイデアの交流を育む場を創造しています。国際的なアーティストとブラジル人アーティストの作品を紹介する画廊として、2010年にフェリペ・ドマブ、マシュー・ウッド、ペドロ・メンデスによってサンパウロで設立されました。芸術実践は人間の主体的な行為の可能性を広げ、世界を変える力を持つという信念に基づき、コンセプチュアリズム、政治的抵抗、そして深い思索と批評性を重視したプログラムを展開しています。それぞれの地域が持つ歴史や文化的背景、そしてアーティスト一人ひとりの独自性を大切にしながら、国や地域を越えた視点と、様々な人々との対話やコラボレーションを積極的に育んでいます。
拠点
- サンパウロ
- Rua Barra Funda 216
- ニューヨーク
- 47 Walker Street